プレゼント選びの際に重要な「予算」ですが、いくらくらいのプレゼントを贈るべきか悩む人は多いです。
予算はお祝いの種類や、贈りたい気持ち、自分の状況によって決めるべきものですが、他の人がいくらくらいの予算で購入しているかは気になりますし、目安として参考になりますね。
本記事では、母の日のプレゼント予算の推移を見ていきたいと思います。
母の日のプレゼント予算の推移
日比谷花壇が2006年から母の日の予算やプレゼントの傾向を調査発表していますが、その中で、母の日のプレゼントの予算は以下のような推移になっています。
■母の日のプレゼント予算の価格帯別割合推移
価格帯 | 2014年 | 2013年 | 2012年 | 2011年 |
---|---|---|---|---|
3,000円未満 |
28.7% | 28.9% | 22.6% | 22.0% |
3,000円以上 5,000円未満 |
39.2% | 40.6% | 42.3% | 42.9% |
5,000円以上 7,000円未満 |
18.8% | 19.2% | 21.2% | 20.8% |
7,000円以上 10,000円未満 |
9.3% | 7.8% | 10.5% | 11.1% |
その他 |
3.9% | 3.5% | 3.4% | 3.2% |
結果を見ると、2014年の最も多い母の日の予算は、「3,000円以上5,000円未満」で39.2%となっています。
次いで、「3,000円未満」が28.7%、「5,000円以上7,000円未満」が18.8%、「7,000円以上10,000円未満」が9.3%と続きます。
「3,000円以上5,000円未満」がメインの価格帯で、後は予算が安い順に多いという結果になっていますね。
お祝いのプレゼントの予算としては少し少なく感じますが、母の日は一生に一度のお祝いではなく、1年に一度ですので、還暦や金婚式などのプレゼントと比較すると予算的には少なくなります。
実際、お花を贈ったり手紙を贈ったりする人が多いので、ものより気持ちを伝える日であるということがわかりますね。
また、前年からの比較で言うと、高価格帯である「7,000円以上10,000円未満」が7.8%から9.3%に上がっており、その他の価格帯の割合が低くなっています。
2014年は前年から続くアベノミクスによって景気が良くなっているといわれている年ですので、その波が母の日のプレゼントにも波及しているということがわかりますね。
もらって嬉しいのは「花」と「家族の時間」
また、もらって嬉しいプレゼントと今年どんなものを贈ろうと思っているかも調査しており、結果は以下のようになっています。
■母の日にもらって嬉しいプレゼントと贈ろうと思っているプレゼント
※出典:日比谷花壇WEBサイト
もらう側がもらって嬉しいプレゼントは「お花」が最も多く36%、次いで「家族と一緒に過ごす時間」が30%、「メッセージや手紙」が18%となっています。
定番のお花が最も上位に来ていますが、家族と一緒に過ごす時間やメッセージが次位に来ていることから、お母さんはものよりも「時間」や「気持ち」を喜んでいることがわかります。
一方、贈る側が贈ろうとしているプレゼントの最上位は「お花」で46%、次いで「その他のプレゼント」が35%、「一緒に時間を過ごす」が13%となっています。
お花が最上位なのは変わりませんが、その他のプレゼントを贈ろうとしている人も多いですね。
もらう人が嬉しいプレゼントと照らし合わせると、その他のプレゼントをもらって嬉しいと回答される人は少ないので、この辺りにギャップがありそうです。
プレゼント選びをしていると、どうしても物珍しいギフトに目が行きがちですが、お母さんはシンプルにお花や家族の時間を求めているということは覚えておきたいですね。
予算ともらった人が喜ぶものを参考にして、喜ばれる母の日のお祝いの仕方を考えてみてはいかがでしょうか。
- 母の日のプレゼントの予算で最も多いのは「3,000円以上5,000円未満」
- 母の日に最も喜ばれるものも、選ばれるものも「お花」が最多
- お母さんは母の日に「家族との時間」や「メッセージ」をもらうと嬉しい