若いころの親孝行は、お父さんお母さんに喜んでもらおうという気配が全力で出ていても気にならないものです。
でも、大人になってから親孝行をする場合、これみよがしだと逆に気を使わせてしまうので、「さりげなく」親孝行をしたいと考える人は多いですね。
親も気づかないけれど、実は親孝行をしているという「大人のさりげない親孝行」を紹介します。
気づかせずに親孝行をする大人の作法
- さりげなく幸せに暮らす
- さりげなく近くに暮らす
- さりげなく孫との時間を作る
さりげなく幸せに暮らす
親も気づかない親孝行は「幸せに暮らす」ということです。
病気になって健康な時のありがたみがわかるように、幸せなときにはそれがどれだけ素晴らしいことか気づかないものです。
大人になっても親にお金を借りる人は結構いますし、不可抗力ではありますが、病気になったり離婚したりということもあります。
そのようなことがあると親に心配をかけることになり、結果的に負荷をかけることになります。
これでは親孝行とは言えず、むしろ親不孝ですよね。
(もちろん、病気などの不可抗力は別です。)
上記のようなことをせずに、「幸せに暮らす」というのは、目立たないことですが、結果的に立派な親孝行になっているといえます。
さりげなく近くに暮らす
さりげなく近くに暮らすというのも親孝行です。
近くに住んでいれば、両親との時間は自然と増えますし、いざというときには駆けつけることもできます。
なにより子供が近くに住んでいるのは親は嬉しいものです。
人によっては、親孝行のために住んでくれていると感じて、悪いと思う人もいるかもしれません。
それでも「住みやすい地元が良い」と言えば、実家の近くに住むということは自然なことで、親に変な気を使わせることなく、親の面倒を見たり親孝行をすることができます。
あくまで「さりげなく」というのがポイントです。
さりげなく孫との時間を作る
さり気なく近くに住んでいれば自然と増えているかもしれませんが、孫との時間を作ってあげることも親孝行になります。
孫は無条件でかわいい存在で、孫との時間は両親にとって非常に楽しいものです。
また、子供の成長は早いので、成長を見守るという意味でも、会う時間が長く多いほど、発見があって喜びが増します。
絶対的に孫との時間はうれしいものですので、孫との時間を増やしてあげることは親孝行になります。
とはいえ、あまり「孫に会わせてやってる感」を出しても悪いと思わせてしまうので、こちらも気を使わせない程度に「さり気なく」時間を作ってあげましょう。
親に気づかれずに親孝行をするのも大人の作法
以上が気付かれずに親孝行をする方法です。
気づかれないとは言え上記のようなことを続けていれば、きっとあなたの気持ちは両親に届くでしょう。
その時にはじめて、こんなに自分たちのことを考えてくれていたんだという気持ちになります。
親に気づかれずに親孝行をするのは、ある意味気長に続ける長期的な親孝行のようですが、親孝行は一生続いていくものです。
親に気付かれずに親孝行をするのも大人の作法と考えて、さりげなく親孝行をしてあげましょう。