親孝行と一口に言っても、父親と母親では喜んでくれるツボが微妙に異なります。
「両親に感謝を伝える」という意味では同じですが、男性、女性の違いがあることを意識して親孝行をすると、喜びもぐっと大きくなります。
本記事では親孝行をする際、相手が父親と母親の場合に気にすべきポイントをそれぞれ紹介します。
父親に親孝行をする時のポイント、注意点
- たまにでも印象に残るものを贈る
- 趣味に関するものを贈る、話す
- 一緒にお酒を飲む
父親にプレゼントや親孝行をする場合は、たまにでも印象に残るものを贈るのが良いでしょう。
人にもよりますが、男性はプライドが高く、回数よりも価格や印象に残ったことを覚えています。
そのため小さな贈り物、お祝いを何度もするよりも高価な贈り物や手の込んだお祝いなどを一度した方が効果があります。
また、男性は年が経つにつれ、うんちくや趣味の話をしたがりますので、趣味に関連するものを贈ったり、趣味の話をするのも良いでしょう。
自分の趣味に興味を持っていると感じると、それだけでうれしいものですし、趣味の話をしやすい状況になります。お父さんに思う存分趣味の話をしてもらうことで親孝行になります。
思う存分うんちくを話してもらうという意味では、お酒を一緒に飲みに行くのも良いです。
お酒が入るとさらに饒舌になり、たくさんの話をすることができますし、男の人は子供ができたら一緒にお酒を飲みたいと考えている人も多いです。お酒を飲めるお父さんに限られますが、とても良い親孝行になりますね。
母親に親孝行をする時のポイント、注意点
- 高価なものは避ける
- なるべくたくさんの頻度でプレゼントする
- お祝いの日を忘れない
お母さんへのプレゼントで気をつけることは、お父さんとは逆に、プレゼントを贈る際は高価なものはなるべく避けるようにするということです。
子供からのプレゼントは気持ちが嬉しいもので、高価なものを特に欲しがってはいません。
節目のお祝いなどで盛大にお祝いしたいという場合には予算感は変わってきますが、それでも「無理して」高価なものを贈るということは誰も喜ばないので避けた方が良さそうです。
むしろ多くの母親が重視するのは、親孝行の「頻度」でしょう。
母親は贈り物の金額よりも贈り物の回数を重視して、数年に一度高価なプレゼントをされるよりも、安くても1年に何度も贈り物をされたりお祝いをされる方が喜びが大きくなります。
「気持ち」が嬉しいので、頻度が多いほど自分のことを気にしてくれてるという思いが強くなり、幸福感が増すのですね。
同じような意味で、イベントごとを大事にするのは女性の方が多いようです。
誕生日や母の日を忘れられたりすると、自分のことがあまり考えられていないと感じ、寂しくなる人が多いです。一方で男性は父の日を忘れられてもあまり気にしない人が多いです。
イベントごとを大事にするという女性の特徴を考えると、母の日や誕生日は忘れずにお祝いをするというのは母親への親孝行の大きなポイントであるといえます。
感謝の気持ちは父親も母親も関係ない
父親と母親への親孝行のポイントをそれぞれ見てきました。
男性、女性という括りで見てきたので、実際には人それぞれの好みがあり、必ずしもすべての人に当てはまる内容ではないので参考程度に考えていただければと思います。
全ての人に言えるのは、相手が父親でも母親でも「感謝を込めて」親孝行をするということですよね。
自分を産んでくれて、無償の愛をくれてこれまで大事に育ててくれた両親に「ありがとう」を伝えて、一番喜んでくれることを考え、実行する。それが親孝行で、それは父親でも母親でも変わりません。
自分の一番大事な人のために、色々悩みながらぜひ自分達の家族らしい素敵な親孝行をしていきましょう。