長い夫婦生活を祝う「金婚式」の由来と歴史・起源

母親だけでなく、父親と合わせて両親をともにお祝いするイベントとして「金婚式・銀婚式」があります。

金婚式、銀婚式ともに長い結婚生活の節目の年をお祝いするもので、金婚式は結婚50年、銀婚式は結婚25年の年の結婚記念日にお祝いします。

毎年訪れる誕生日や母の日などと異なり、一生に一度のイベントですので盛大に行われることが多い金婚式ですが、このような風習はいつからどのように始まったものでしょうか。

本記事では、金婚式、銀婚式の由来や歴史を見ていきます。

「金婚式」の由来と歴史

金婚式のように結婚50週年を祝うという習慣は欧米、特にイギリスからきたもので、イギリスでもともとあった結婚後の経過年数に応じて5年目で木婚式、15年目で銅婚式など「○○婚式」という名でお祝いをしてきたものが日本に伝わったものです。

金婚式以降も、55年でエメラルド婚、60年でダイヤモンド婚、70年でプラチナ婚と呼ばれ、イギリスでは銀婚式以降は名前にちなんだ宝石を夫婦で贈り合うという風習があります。

日本にもこのような風習が伝わり、特に節目の結婚25年の銀婚式、結婚50年の金婚式は盛大にお祝いをするようになりました。

イギリスと同じく、金や銀のアクセサリーを贈り合う夫婦も多いですよね。

各家庭では夫婦のお祝いとして、子供や孫など家族が集まってお祝いをすることが多く、家庭によって様々ではありますが、盛大にお祝いをしています。

  • 金婚式は欧米が起源の結婚の経過年数を祝うお祝い
  • 金婚式のあとも、エメラルド婚やダイヤモンド婚というお祝いがある